
みなさん、こんにちわ、サアナです。
今回はサカモトデイズの敵キャラとして、
人気を誇るX(スラー)について紹介していきます。
スラーは坂本太郎にとって最大の敵です。
今後も物語に登場する強敵ですので、振り返っていきましょう。
サカモトデイズ・スラー・坂本太郎が好きな人は
是非最後までご覧ください!
スラーとは?
スラーの存在が作中で語られたのが南雲の口からでした。
スラーの存在が囁かれるようになったのは、
殺し屋殺し目立つようになったからです。
スラーは殺連に関わりの深い組織が30社、
プロの殺し屋が100人以上の命を数か月で奪ってきました。
そして、現場には必ず×印を残してることから、
スラーと呼ばれています。

そんなスラーの正体は有月です。
有月は坂本や南雲、リオンのJCC時代の同期。
坂本や南雲は有月とほとんど話したことはありません。
唯一殺連会長妻子任務を一緒にこなしたぐらいの関係性です。
そんな有月がスラーとなって坂本と再開したのが殺連関東支部。
スラーは「殺連を崩壊させること」を目的としています。
その一歩として殺連関東支部を襲撃しました。
その際に坂本と再会し、激しい戦いを繰り広げています。

坂本と決着はつきませんでしたが、
大きなインパクトを残しました。

全盛期から衰えているとはいえ
坂本を圧倒する姿には驚きましたね。
実はスラーには幾つかの人格があります。
ウータンの見立てではスラーは「多重人格」です。
耐えがたい苦痛を引き受けるため、
別の人格が形成されるのが多重人格。
そして、スラーの中には元の有月だけじゃなくてリオンがいます。
ただもちろん実際に有月の中に本物の
リオンがいる訳ではありません。
正確に言うと有月の記憶が作り出したリオンが形成されています。
ですので、あくまで有月の知っている情報内で赤尾の人格が形成。
また、世紀の殺し屋展以降は最強の殺し屋・篁も
有月の中に芽生えました。
スラーは世紀の殺し屋展で坂本や南雲と一緒に篁と激突。

仲間の楽とハルマとも一緒に戦いましたが、
篁の絶望的な強さを目の当たりにしました。
篁にハルマは斬り刻まれて楽も重傷を負ってしまうなど
スラーは耐えがたい苦痛を味わいます。
仲間の最期による精神的なストレスと篁の恐怖によって
自己防衛本能が働き、自らを守るために人格を作成。
つまり、スラーの中には元の有月だけでなく、
赤尾と篁の人格が形成されているという事です。

今後他にもスラーの中に別の人格が
形成されるのか楽しみですね。

坂本太郎や部下の楽はこちらの記事で
解説していますので是非チェックしてください!
有月の過去とスラー誕生
スラーがどうして誕生したのか語るには、
有月の過去について触れないといけません。
有月は幼い頃「アルカマル」という施設で過ごしていました。


アルカマルでは身寄りのない子供を引き取って
幼い頃から徹底的に倒し方を教え込ませる組織。
アルカマルの目的はORDERを人工的に作ることです。
結局アルカマルの計画は破綻しましたが、有月はこの計画の被害者。
そして、有月を精神的に追い込んでいた人物が現殺連会長の麻樹です。


麻樹は自分の望みの為ならどんな手でも使う最低男。
有月が麻樹に追い詰められている姿が描かれたのは
殺連会長妻子護衛任務です。
坂本や南雲たちと任務に参加した有月は
ある別の目的を抱いてこの任務に参加しました。
それはキンダカを倒すこと。
もちろん有月が自らの意思でキンダカを倒そうと
したのではありません。麻樹の指示です。
なんと有月はキンダカをやらないと
施設にいる楽を倒すと脅しをうけてました。
結果的に有月が解毒薬を落とし、そのせいで
キンダカは8年間眠ることに。
赤尾はその場から逃亡した有月を追い詰めました。
しかし、家族を人質になっていると聞き、有月に協力。


殺連からの刺客を退けながら、
二人で身を潜めながら生活を始めました。
ただ残念ながら麻樹が有月の前に現れたことで、
二人の生活は終わりを迎えます。
麻樹は「ある腕の立つ殺し屋を倒すこと」をクリアすれば、
楽たちアルカマルの子供たちを解放すると有月に提案。
そして、有月はこの任務を遂行します。


しかし、皆さんお分かりの通り、
条件のターゲットが赤尾でした。
赤尾を失った有月はその後、ORDERとなった坂本と再会。
その場で坂本にやられた筈でしたが、生まれつき
内臓が全て左右逆の有月は奇跡的に助かります。
坂本が心臓に放ったはずの弾丸は奇跡的に内臓を避けていたのです。
そして、リオンを失って精神的なストレスを
覚えた有月はリオンの人格を形成しました。


この時有月にとって赤尾が亡くなり、麻樹が
生きているこの世界が何よりも許せなかったのです。
そのためこの世界全てを壊すと決意。
単独でアルカマルにいた殺し屋を全員自らの意思で倒すことで、
楽たちを助け出します。そして、スラーとなったのです。


スラーになるまでにこんな辛い
過去があったなんて驚きですね。
スラーの目的
全てを壊すと違ったスラーの目的は殺連の崩壊です。
殺連が支配したこの世界を壊して、
新たな世界を作ろうとしていました。
そして、もう一つの目的が自分を苦しめた麻樹を倒すことです。
この2つを叶える為に殺連最強の組織・ORDERを倒すことを決行。
実際熊埜御の手によって、豹がやられてしまいました。


そして、世紀の殺し屋展では虎丸たちの体に爆弾を
仕込んで、ORDERと麻樹を倒すことをもくろみます。
結果的に世紀の殺し屋展で麻樹と対峙するも失敗。
ORDERとも各メンバーが対峙しましたがは倒すまでは至りませんでした。
むしろ、篁によってハルマが斬り刻まれて、
楽も重傷を負うなどボロボロに。
それでもスラーは篁の人格を形成し、篁の力を手にするなど、
大きな変化がありました。


麻樹とORDER共にまだ生きている現状を考えると、
スラーの目的はこれまでと変わりません。


ただスラーはこれまでにないほど
危険な状態です。
篁をその身に宿したものの、篁の力をコントロールできずにいます。
熊埜御を手にかけるなど、篁の人格になると敵も味方も
分からなくなる状態です。
ですので、今までのように殺連の壊滅に向けて
行動するには少し時間が必要になります。
スラーの実力
スラーの強さは言うまでもなく作中最強クラスです。
篁の人格を手にする前でもその実力は超一流。
殺連関東支部で坂本と対峙した際には、坂本を正面から
ナイフで刺し、背後に回って目に見えぬ速さで攻撃。


この攻撃には坂本も反撃できず、
シンも見切ることができませんでした。
最後に坂本と殴り合いした時には坂本だけが流血するなど、
実力に差があったのは明白です。


ORDERになった坂本と対峙した時には
敗北しましたが今では実力は逆転していますね。
世紀の殺し屋展でリオンも「今のお前じゃ有月は倒せねー」と
言っていました。
そんな強さのスラーが篁の人格まで手にしたのです。
間違いなく現時点で最強の殺し屋になりました。
篁は長年殺し屋界の最強の座に君臨していた人物です。
世紀の殺し屋展では坂本と南雲、スラーが戦っても
全く歯が経ちませんでした。
この3人に加えてハルマと楽が来ても戦局が変わらないなど、
一人だけ別次元の強さです。
その篁が倒され、篁の人格と強さがスラーに形成された今、
誰もスラーを倒すことはできません。
これからそんなスラーに対して坂本や南雲は
どうするのか気になりますね。


今回はここまでです。
サカモトデイズや坂本太郎、スラーの
好きなところをぜひ教えてくださいね!
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